ホンダ・T360(1965年式・AK250)愛車紹介3台目 ホンダ 2017年06月24日 0 今回紹介する車両は「ドンキホーテジムカーナ2017」にエントリーされていたホンダ・T360です。 年式:1965年型式:AK250ミッション:4MT T360は、1963年8月1日に発売されたホンダ初の4輪自動車です。日本で初めて水冷直列4気筒DOHCエンジンを搭載した車でした。商用トラックでありながら、高度なメカニズムを持つエンジンを搭載しており当時の軽自動車の水準を遥かに超える性能を備えていました。排気量は360ccですが、当時としては30PS/8,500rpmと異例の高回転・高出力型になっており、最大トルクは2.7kgm/6,500rpmと驚異的なスペックで最高速度は100km/hに達しました。外観はセミキャブオーバー型の2人乗りピックアップトラックです。ボディサイズは全長2,990mm×全幅1,295mm×全高1,525mmで当時の軽自動車規格に適合していました。短いボンネットを備えていますが、エンジンは運転席下に収められており後輪を駆動するMR方式でした。サスペンションはフロントがウィッシュボーン・コイルスプリング形式、リアはリジッドアクスル・リーフスプリング形式が採用されました。販売は、発売当初の価格が高めだった事や信頼性に欠ける面があった事が影響し苦戦しましたが、一部のファンからは高性能ゆえ「スポーツトラック」親しまれました。 愛知県よりエントリーされていました。ご職業は有限会社斉藤瓦を営んでいらっしゃる瓦屋さんですが、全国の走行会に参加をしているそうです。コーナーでは片輪走行になりヒヤヒヤさせられる場面もありました。