スズキ・フロンテクーペ(1971年式・LC10W)愛車紹介4台目 スズキ 2017年06月25日 0 今回紹介する車両は「ドンキホーテジムカーナ2017」にエントリーされていたスズキ・フロンテクーペです。年式:1971年式型式:LC10Wミッション:4MT フロンテクーペは1971年9月に3代目フロンテ(フロンテ71W)の派生モデルとして『ふたりだけのクーペ』というキャッチコピーで発売されました。ジョルジェット・ジウジアーロによってデザインの原案は作られましたが、全高が高くスタイリッシュな見た目ではありませんでした。スズキ社内でノーズを低く構え、フロントガラスを深く傾斜させ、全高を低く全体的に伸びやかなデザインにアレンジし完成させています。そのため、車高は1,200mmと当時の軽自動車の中では最も低くなりました。エンジンは水冷2ストローク直列3気筒3連キャブレターが装着され、排気量356ccから37ps/6,500rpmを出力します。エンジンをリヤに搭載(RR駆動)する事で俊足ぶりを発揮しました。オプションパーツとして競技用パーツも用意され、軽自動車初の本格的なスポーツカーと言えます。・ロールバー・スポーツバケットシート(フルバケットシート)・3点式シートベルト・レザーステアリング・スポーツペダル 等… 愛媛県伊予郡砥部町よりエントリーされていました。排気量356ccから400ccにボアアップされ吸入空気量が増えることで、トルクと馬力が増し加速が速かったです。