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愛車報道

大切に所有されている愛車の紹介や、イベントレポートを中心に更新します。

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トヨタ・ソアラ(1988年式・MZ21)愛車紹介32台目

今回紹介する車両は「ドンキホーテジムカーナ2017」にエントリーされていたトヨタ・ソアラです。


年式:1988年式
型式:MZ21
グレード:3.0 GT LIMITED


2代目ソアラは1986年1月に発売され、キャッチコピーは、「世界にひとつ、日本にソアラ。」でした。
高性能なツインカムエンジンやハイテク装備で、圧倒的な人気を誇り高級だったため「ハイソカー」と呼ばれていました。

「ハイソカー」の「ハイソ」とは、ハイソサエティの略で上流階級の意味です。
今でいうところの「セレブ」に該当する言葉のようなものです。

デジタル表示のメーターパネルは、世界で初めて「スペースビジョンメーター」を採用しました。
スペースビジョンメーターとは、実際のメーターパネル位置よりも奥に焦点を合わせやすくした特種なメーターです。
遠方を見ている状態からメーターに移した際の焦点移動が少なくなり、メーターの視認性が向上します。
眼の筋力が衰えた高齢者にも見やすいメーターでもありました。

エンジンは2リッターと3リッターが用意されました。
2代目ソアラ用に新規開発された3リッター7M-GTEU型エンジンは、ターボチャージャーと空冷インタークーラーにより当時の国内メーカーでは最高の230PS/33.0kg・mを発生しハイスペックエンジンとして評価が高かったです。

7M-GTEU型直列6気筒DOHC24バルブのターボエンジンは、直6エンジンのスムーズな吹け上がりで低速トルクが太く4,000回転辺りからキーンと金属音がするターボ独特のエンジン音が魅力です。

発売より1年後の1987年1月には、7M-GTEU型エンジン搭載車に5速M/T追加しました。
採用されたクラッチは、日本初のプル式クラッチスプリングでした。

サスペンションにもこだわっており、4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用しました。
トヨタ自動車としてはトヨタ・2000GT以来に採用されています。

バブル景気と重なり、高価格でしたが販売は好調で発売から約5年間で30万台以上を売り上げる大ヒットとなりました。





愛媛県四国中央市よりエントリーされていました。
ソアラはジムカーナではあまり見かけない車です。
室内の内装を剥がし、エアコンも取り除いているそうです。

ヘルメットを新調し10馬力アップの気分だそうです。