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愛車報道

大切に所有されている愛車の紹介や、イベントレポートを中心に更新します。

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ホンダ・ビート(1995年式・PP1)愛車紹介31台目

今回紹介する車両は「ドンキホーテジムカーナ2017」にエントリーされていたホンダ・ビートです。


年式:1995年式
型式:PP1
ミッション:5MT

ビートは1991年5月15日に発表され5月16日に発売されました。
5月15日の発表会に本田宗一郎も出席しており、本田が最後に見送った4輪車となりました。

ビートはオープンボディのためルーフがなく、ボディ剛性の確保が難しかったことから、当時最新のコンピュータ解析技術を駆使して設計され、量産車として世界初のミッドシップ・フルオープンモノコックボディを開発しました。

他にも軽自動車として初めて四輪ディスクブレーキ、SRSエアバッグ、サイドインパクトビームが採用されました。
後輪駆動(MR駆動)のため前輪は13インチ、後輪は14インチの前後異型タイヤが採用され、これも軽自動車としては初めてでした。

ミッションは5速MTの設定のみで、ATは設定されませんでした。

当時の運輸省の反発を避けるため「スポーツ」とは一切名乗らず、キャッチコピーは「ミッドシップ・アミューズメント」でした。
ボディサイドに貼られるステッカーのBEATの下にも小さくMIDSHIP AMUSEMENTと書かれています。

採用されたE07A型エンジンに「MTREC(エムトレック)」が組み合わされ、自然吸気(NA)の軽自動車としては唯一自主規制の64馬力に達しました。
MTREC(エムトレック)とは独立3連スロットルと燃料噴射制御マップ切換方式を組み合わせた吸気システムによりエンジン制御を行いました。

8,100rpmで64馬力を発生し、レッドゾーンは8,500rpmと高回転型のエンジンでした。
レッドゾーンまで気持ちよく回るエンジン特性は、若年層を中心に現在でも人気です。



岡山県倉敷市よりエントリーされていました。
現在、就職活動中の大学4年生の彼は今回のジムカーナ参加者の中で最少年齢です。

ちょっとバイクで走るとなると、ホンダ・カブで1,000kmは走るそうです。