フォルクスワーゲン・タイプ1(1970年式・110AD)愛車紹介49台目 フォルクスワーゲン 2017年08月10日 0 今回紹介する車両は「ドンキホーテジムカーナ2017」にエントリーされていたフォルクスワーゲン・タイプ1です。 年式:1970年式型式:110AD タイプ1は1938年から2003年までの65年間に渡り生産され、国際的な自動車市場で多大な成功を収めた伝説的大衆車です。累計生産台数2152万9464台は四輪乗用車の歴史における単一モデルの最多量産記録です。タイプ1(Type 1)はドイツ語でTyp 1(テュープ アインス)はフォルクスワーゲン社の1号車であることを表す生産型式番号で単に「1型」という意味です。タイプ1には愛称がたくさんあり、ドイツでは1960年代後半より「ケーファー(カブトムシ)」という愛称で親しまれました。英語圏では、カブトムシのような形から「ビートル(Beetle)」や「バグ(Bug)」などと呼ばれ、日本では「ビートル」や「カブトムシ」、「ワーゲン」と呼ばれます。ブラジルなどでは「フスカ(南米産の大ゴキブリ)」と呼ばれ、タイでは「タオ(亀)」とも呼ばれるようです。自動車設計者フェルディナント・ポルシェによって1920年代以来望まれていた高性能小型大衆車のプランが、1933年にナチ党党首アドルフ・ヒトラーの大衆政策と結びつくことで開発が実現しました。1938年に量産型の原型が完成し、生産体制の整備が始められたが、第二次世界大戦勃発で民生用量産は実現せず、主として軍需用と軍用車両の生産に利用された。戦後工場を復旧し、1945年から本格生産開始になりました。ドイツ本国では1978年に生産終了しましたが、現在に至るまで世界的な人気は高い車です。タイプ1のエンジンは、軽量さと簡易性を配慮して設計された4ストローク強制空冷水平対向4気筒OHVが採用されたことが大きな特徴である。当初は1.0Lエンジンでしたが、排気量拡大などの大改良が幾度となくなされ最終的に1.6Lエンジンになりました。基本構造の完成度が高く、基本レイアウトがそのまま受け継がれたことは特筆すべき点です。高知県土佐清水市よりエントリーされていました。エンジンは自分でチューニングされているとのことでした。