フィアット・500(1964年式・110D)愛車紹介39台目 フィアット 2017年07月30日 0 今回紹介する車両は「ドンキホーテジムカーナ2017」にエントリーされていたフィアット・500です。 年式:1964年式型式:110D 2代目500は1957年から1977年までの20年間にわたり生産された4人乗りの車です。フィアット500(ごひゃく)と呼ばれたり、500のイタリア語読みであるチンクェチェントと呼ばれたりしますが、正式名称はFIAT NUOVA 500(フィアット ヌォーヴァ チンクェチェント)です。正式名称はあまり日本では知られていないため馴染みが薄いかもしれません。1957年の発売当時は、スクーターからの乗り換えを促すための販売戦略としてスクーターを高価下取りし、それまでスクーターに乗っていたイタリア人に四輪車のメリットを強くアピールして販売台数を増やし4輪車に乗り換えさせました。排気量479cc空冷直列2気筒エンジンの15PSで最高速は90km/hと実用上は十分でした。1959年、排気量を499.5ccにまで上げ21.5PSに向上させたスポーツモデルのスポルトが登場しました。1977年の生産終了までの総生産台数は367万8000台に達しました。 日本では、漫画『ルパン三世』の劇場版「カリオストロの城」で、ルパン三世の愛車として登場したことで広く認知されています。 愛媛県今治市よりエントリーされていました。