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愛車報道

大切に所有されている愛車の紹介や、イベントレポートを中心に更新します。

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いすゞ・ジェミニ(1975年式・PF50)愛車紹介44台目

今回紹介する車両は「ドンキホーテジムカーナ2017」にエントリーされていたいすゞ・ジェミニです。


年式:1975年式
型式:PF50

ジェミニは1974年11月に発売されました。
1987年2月までの13年間に渡り生産が行われ、1988年2月に販売終了までの総生産台数は768,537台になりました。

PF型は、提携先のゼネラルモーターズ(GM)の「ワールドカー構想」に基づき、オペル・カデットという車をベースに開発されました。
日本、米国、欧州で同じ車を作り、ワールドカーとして展開していこうと、最初の車となったのがジェミニです。
ワールドカー構想とは、国際的な生産体制の下で、全世界スケールの乗用車を作ろうとする計画。
引用先:ISUZU:GEMINI

いすゞとGMの共同開発にちなみ英語で「双子座」を意味するジェミニと命名されました。
ジェミニはベレットの後継車としての位置を明確とするため、1975年4月まではベレットジェミニと名乗っていました。

ボディタイプは4ドアセダンと2ドアクーペの2種類でした。
発売当初は1600ccシングルキャブのSOHCエンジンを搭載したPF50型のみのラインナップでした。

1977年には1800ccガソリンエンジンを搭載したPF60型が、1979年11月には1800ccディーゼルエンジンを搭載したPFD60型が追加されました。

第二次オイルショックの時代背景を受け、ガソリンエンジンに引けをとらない高出力と、低燃費の経済性をマッチさせた車として脚光を浴び、ディーゼル乗用車クラスでの販売台数1位を記録しました。

Q-D1800エンジンは60km/h定地走行値29km/リッターという驚くべき低燃費でした。
1982年には世界初の電子制御式ディーゼルエンジンモデルも登場したため、後期型のジェミニは「80年代のディーゼル車」とも言われ、ディーゼル乗用車の代表として広く認知されました。





広島県広島市よりエントリーされていました。