スズキ・カプチーノ(1990年式・EA11R)愛車紹介26台目 スズキ 2017年07月18日 0 今回紹介する車両は「ドンキホーテジムカーナ2017」にエントリーされていたスズキ・カプチーノです。 年式:1990年式型式:EA11Rミッション:5MT カプチーノは1989年の東京モーターショーに参考出品され、1991年11月に発売された軽自動車のオープンスポーツカーです。1998年10月まで生産され、総生産台数は26,583台にもなりました。軽自動車で初めて4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用した車でした。車名のカプチーノは「シナモン入りエスプレッソコーヒー」であるカプチーノが由来です。飲み物のカプチーノは、小さなカップに入ったちょっとクセのあるお洒落な飲物です。この小さなオープンスポーツカーのイメージに重ねて命名されました。ロングノーズ・ショートデッキのスポーツカースタイルのデザインとなっており、ルーフは3ピース構成されています。ルーフは取り外し可能で、「クローズ」「フルオープン」「タルガトップ」「Tトップ」の4種類から選択可能です。取り外したルーフはトランクに収納できます。この時代の軽自動車スポーツカーは車名の頭文字を取って「平成ABCトリオ」と呼ばれました。Aはマツダ・AZ-1、Bはホンダ・ビート、Cはカプチーノ。マツダ・AZ-1とホンダ・ビートは、後輪駆動(MR駆動)を採用していたのに対し、カプチーノは後輪駆動(FR駆動)を採用しました。これはスズキのこだわりで「ドライバーが主役になれる車」にしたい思いがあったそうです。 徳島県吉野川市よりエントリーされていました。